パンづくりのスペシャル

フランスパンや食パンなど、本格的な食事パンを主力とするベーカリー部門。
小麦の香りがふわりとただよう、おいしいパンをつくっています。

じくりと吟味した素材を使う

洋菓子や料理にくらべて素材の数が少ないパンは、どんな粉をつかうかでおいしさが決まります。だから、フラワーでは、確かな目をもつブーロンジェ(パン職人)が、小麦粉本来の味がきちんと感じられる、丁寧に製粉された粉を選んでいます。

つくり方は、発酵や熟成にしっかり時間をかけるなど、基本に沿って丁寧に。やわらかいものにしたいのか、歯切れのいいものにしたいのか、完成のイメージを頭に思い描いた上で、生地と向きあい、語りあい、上手に育てていくことが大切なのです。

パンの本当のおいしさは、焼きたてよりも粗熱のとれた3時間後からがよくわかります。それは、常温に戻ってしばらく置いたほうが、味が落ち着き、小麦の香りが引きたつからです。

また、フラワーには洋菓子、和菓子、料理など、それぞれのスペシャリティがそろっています。パンにはさむクリームはパティシエと、サンドイッチのソースはキュイジーヌ(料理の職人)と一緒に考えることができるのも、ほかにはないおいしさの秘密です。